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我が家が暑さ対策を始めるのは、気温が18度を超えたころからです。「まだ5月なのに?」と思われるかもしれませんが、この気温を超えるとお散歩中に「ハァハァ」し始めるからです。
フレンチブルドッグにとっての夏は、人間が思っているよりずっと早く始まります。
今回は、いつから何をしているのか、そして実際に使ってみた対策グッズの正直な実感を書きます。全部が同じように効いたわけではないので、そこも含めてお伝えします。
この記事は運営者の実体験です。運営者は獣医師ではありません。体調や適切な対策は個体によって異なります。呼吸の様子などで気になることがあれば、すぐに動物病院を受診してください。
「何月から」ではなく「何度から」
暑さ対策というと「何月から始めますか」と考えがちですが、我が家は月ではなく気温で判断しています。
その年の気候によって、暑くなる時期はずれます。だから月で決めると、早すぎたり遅すぎたりしてしまうんです。
目安にしているのが、冒頭にも書いた18度。結果として、だいたい5月から9月中〜10月ごろまで、何らかの対策をしていることになります。
真夏だけの話ではない、というのは知っておいてほしいところです。
湿度も、気温と同じくらい大事です
これは経験して分かったことですが、湿度が高い日は、夜になっても体感のしんどさが変わりません。
気温だけ見て「今日は涼しいから大丈夫」と判断すると、痛い目を見ます。フレンチブルドッグは暑さにも湿度にも弱い犬種です。
室内の環境
エアコンの効き方は住まいによって全然違うので、あくまで我が家の場合として書きます。
| 状況 | 設定 |
|---|---|
| 普段 | 除湿モード+扇風機 |
| 36度を超える日 | 冷房25度くらい |
| 留守中 | もちろんつけっぱなし |
普段は除湿モードで足りているのがポイントかもしれません。前述の通り、この犬種には湿度の管理が効きます。
留守番中のエアコンは、迷う余地がないと思っています。電気代はかかりますが、そこは必要経費と割り切っています。
夏の散歩は「行って、帰りは乗せる」
ここが我が家の一番の工夫かもしれません。
時間は18時半〜19時以降
早くても日が落ちてから。それより前には出ません。
アスファルトは、手で触って確かめる
毎回、実際に手のひらで地面を触って確認しています。
気をつけたいのが、夕方に影になっている道でも、昼間は炎天下だった場所は熱が残っているということ。「日陰だから大丈夫」とは限りません。
だから、要所要所で確認しながら歩いています。
5〜10分でも、気分転換に
夏は長い散歩ができません。それでも5〜10分だけでも行くようにしています。運動というより、気分転換のためです。
バギーを一緒に連れて行く
そして、これが効いています。
お散歩にバギーを持って行き、あらかじめひんやりグッズで冷やしておくんです。
少し歩いたら、帰りはバギーに乗せる。冷やしたバギーの中で、体を冷やしながら帰宅します。
「歩きたい気持ち」と「体温を上げすぎない」を両立させる方法として、我が家にはとても合っていました。
もちろん、水分補給もこまめにしています。
正直な評価:どれが効いたか
ここからが本題です。揃えたグッズを、実感の順に並べます。
◎ 遮光クロス:これは効果を強く感じます
いちばん効いたのがこれでした。
日が落ちた後の散歩には不要ですが、まだ日があるうちの外出時、体に直射日光が当たらないようバギーに設置します。
すると、体の熱さが明らかに違うんです。ハァハァせずに移動できました。
「日差しを遮る」というシンプルな対策ですが、効果は分かりやすかったです。
○ 冷風マット:あった方がいい、という位置づけ
強い冷風が出て「涼しい!」というものではありません。
ただ、バギーの中にこもりがちな熱を、風で循環させてくれるのが良いところです。空気が動くだけでずいぶん違います。
我が家で使っているのは、保冷剤を入れて使う送風タイプで、風量は3段階で切り替えられます。
△ 冷感マット・クールリボン・接触冷感服
正直に書くと、絶大な効果を感じることはありません。
ただ、「少しでも体の熱を逃がせるように」「冷たいものを体に当てられるように」という考えで使っています。ないよりはあった方がいい、という感覚です。
この手のグッズは、1つで劇的に効くものではなく、組み合わせて少しずつ体温を下げるものなのだと思います。
グッズ選びで気をつけていること
冷やしすぎも良くない
「とにかく冷やせばいい」というものではありません。急激に冷やしすぎるのも体に負担になります。
クールリボンは、首への負担を指摘する声もある
首に巻くタイプのグッズについては、首への負担を心配する意見もあります。
絶対にダメということではありませんが、自分の子に合うかどうかを、飼い主の考えとすり合わせながら検討するのがいいと思います。
その子の好みも大きい
実際、うちの子で分かったことがあります。
被るタイプのクールネックは苦手らしく、着けると動かなくなってしまうんです。だから今は、巻き付けるタイプのクールリボンを使っています。
どんなに評判が良いグッズでも、その子が嫌がったら意味がありません。「使ってくれるか」も立派な選定基準です。
お出かけのときの装備
車での移動はほとんどしませんが、車のときは冷房で涼しくして、遮光クロスで日差しを遮るようにしています。
お出かけのときは、散歩と同じくバギーをひんやり対策で固めます。
| アイテム | 役割 |
|---|---|
| 遮光クロス | 日差しを遮る |
| 冷風マット | バギー内に熱をこもらせない |
| 冷感マット | 横に立てかけて体に直接触れさせる |
| クールリボン・接触冷感服 | 体に着けて熱を逃がす |
| 扇風機 | 到着後、早く体温を下げる |
お出かけ先に着いてからも、できるだけ早く体温を下げて落ち着かせることを意識しています。扇風機は必須です。
これから揃えるなら、この順番
あれこれ買ってきた立場から言うと、いきなり全部そろえる必要はありません。
- エアコン環境(除湿を活用。留守中もつける)
- 遮光クロス(外出時の効果がいちばん分かりやすい)
- バギー(帰りに乗せられるだけで散歩の選択肢が広がる)
- 冷風マット(バギー内の熱対策)
- 冷感マット・クールリボン類(少しずつ足していく)
1と2だけでも、夏の過ごしやすさはかなり変わると思います。
いちばん大事なのは、様子を見ること
グッズの話を長々と書きましたが、結局のところその子の様子を見ることに勝る対策はありません。
うちの子は運動後や暑いときに「ハァハァ」しますが、休ませたり体を冷やしたりすると、すぐに収まります。この「すぐ収まるかどうか」を、いつも見ています。
もし涼しい場所で休ませても呼吸が落ち着かないようなら、それは様子見をしていい状態ではありません。迷わず動物病院に連絡してください。
夏のあとに、気をつけたいこと
最後にひとつ、意外な落とし穴を。
夏は散歩に行けず、運動量が落ちます。それなのにごはんの量は変わらず、家で遊ぶ時間が増えておやつも増える——結果、うちの子は1kg太りました。
暑さが落ち着いた頃に、一度体重を確認することをおすすめします。
そしてもうひとつ。夏が終われば、次は冬が来ます。鼻が短くて体温調節が苦手という体のつくりは、寒さにも同じように効いてきます。涼しくなってきた頃に読んでもらえたらと思います。