フレンチブルドッグとの最初の1ヶ月|夜泣きが大変だった

ペットショップで運命の出会いをして、我が家にやってきたクリームの女の子。前回までは費用やお店選びの話を書いてきましたが、今回は実際に一緒に暮らし始めてからの1か月について書いてみます。

結論から言うと、大変だったのは夜泣き、ただ一つでした。でもその一つが、なかなかのものだったんです。


初日、トイレ大成功で拍手した話

お迎え初日。「ここがあなたのおうちだよ」と用意していたケージの中に入れると、早速、設置していたトイレでおしっこ大成功。

びっくりして、思わず拍手してしまいました。お店で「ケージの中のトイレでしっかりできる子です」と説明されていた通りだ、これは楽かもしれない——と。

ケージのトイレで用を足すフレンチブルドッグの子犬
記念すべき初日の大成功。この時は本当にお利口だと思っていました

その後、リビングのいろんなところでおしっこしていました。

そう簡単ではありませんでした。


一番大変だったのは、夜泣き

寝るときは、タオルをかけて外が見えない状態にしたケージに入れていました。最初の1週間ほどは朝までぐっすり寝てくれていたので、順調だと思っていました。

ところが、徐々に「クゥーン、クゥーン」と夜泣きをするように。

起きて様子を見に行くと

ケージの中を、うんちまみれにしていました。もちろん手足もうんちだらけです。

今にも寝てしまいそうな眠気のなか、ウェットティッシュで手足をきれいにして、「おやすみ、安心して寝てね」と声をかけて寝室に戻る。

そして、また2〜3時間後に「クゥーン、クゥーン」——。

1日に2〜3回は起こされて、そのうち1回は必ずうんちまみれ。そのうち空耳まで聞こえるようになりました。「今、鳴いた?」と飛び起きて、実は何も鳴いていない、というやつです。

こちらも寝不足になりますし、なにより「寂しいのかな、怖いのかな、不安なのかな」と心配で仕方がありませんでした。

ネットで調べて、床に寝てみた

調べてみると、「人間と一緒に布団で寝るのは、生後半年から1歳を過ぎて、トイレや留守番のしつけができ、1匹でも落ち着いて眠れるようになってから」という情報を目にしました。

それなら、と夜泣きの様子を見に行ったついでに、ケージの横の床に寝転んで朝を迎えてみることにしました。

すると——それ以降、夜泣きをしなかったのです。

もしかして、私たちが寝室で寝ていて近くにいる気配がないから、安心して眠れないのかな? そう思って、次に夜泣きをした日、思い切って寝室のベッドに連れて行ってみました。

なんと、朝までぐっすり寝てくれました。

その日以降、毎日一緒に寝ています。

ベッドで安心して眠るフレンチブルドッグ
ベッドに連れて行った日から、朝までぐっすり
ただし、これは万人におすすめできる方法ではありません。ベッドから落ちてケガをしてしまう危険や、人間の寝返りによる圧死の危険があります。我が家はこの方法で解決しましたが、夜泣きする子みんなに勧められるものではない、というのは正直に書いておきます。

トイレは「置く場所」を変えたら解決した

初日こそケージの中のトイレで成功しましたが、それ以降はリビングのあちこちで失敗していました。

ただ、よく観察しているとベランダへの出入り口のところでしてしまうことが多いと気づきました。

そこで、思い切ってトイレをその場所に移動。すると「ここがトイレ」とすぐに覚えてくれて、失敗しなくなりました。

「決めた場所を覚えさせる」のではなく、「その子が選んだ場所にトイレを置く」。結果的にこれが、うちの子には合っていたようです。


お店の説明は、本当だった?

購入時にお店から聞いていたのは、「吠えることもなくおとなしい子」「トイレがしっかりできる子」の2点でした。

「おとなしい」については、おおむね本当でした。吠えることはほとんどありません。ただ「おとなしい=静か」というより、子犬らしい元気さはしっかりありました。おもちゃで遊んだり、家の中を冒険したり、かと思えば急にパタッと寝たり。

「トイレができる」については、前述の通りです。お店のケージの中ではできていても、環境が変われば話は別、ということですね。ここは期待しすぎない方がいいかもしれません。


フレンチブルドッグならではの驚き:いびきをかかない

フレンチブルドッグといえば、おじさんのような立派ないびきをかくイメージがありませんか?

実家で飼っていたフレンチブルドッグ2匹も、もれなく「ブーブー」と立派ないびきをかいていました。だから私は、フレンチブルドッグはみんなそういうものだと思っていました。

ところがうちの子は、まったくいびきをかかなかったのです。これは逆にびっくりでした。

大人になった今でも、めったにいびきはかきません。ぐっすり眠っていると「ピーピー」と鼻息が鳴っているくらいです。かわいい。

フレンチブルドッグは、鼻の穴が小さかったり空気の通り道が狭かったりする子だと、いびきの程度がひどくなることがあり、場合によっては手術が必要になることもある犬種です。

そう考えると、あの立派ないびきが少し恋しくもありますが、健康面では安心なのかなと思っています。

※呼吸の様子で気になることがあれば、早めに獣医師に相談してみてください。この話については、別の記事で改めて詳しく書く予定です。


逆に、思ったより楽だったこと

大変だった話ばかり書きましたが、拍子抜けするほど楽だったこともあります。

いたずらをしなかった

事前にいろいろ調べて、いたずら対策・危険対策として部屋の中をずいぶん整えました。ところが、まったくいたずらをする子ではありませんでした。

少し臆病な性格で、「いろんなものに興味津々!」というよりは、マイペースにのんびり過ごすタイプ。木のテーブルやイスの脚を少しかじってはいましたが、それも歯茎がむずがゆい子犬特有の時期だけで、自然としなくなりました。

ごはんで困らなかった

ペットショップで食べていたものと同じブランドのフードをあげていたところ、食欲もしっかりあり、フード選びで悩むことはありませんでした。

お散歩で吠えないので、ご近所への心配がなかった

お散歩で他の犬に吠えることもなく、吠えられても吠え返すこともありません。これは私がしつけたわけではないので、生まれ持った性格だと思っています。

ただ、まったく吠えない子だったかというと、そうではありませんでした。ケージに入れられたときだけは、しっかり吠えていました。

料理中やお風呂のときなど、目を離せないタイミングでケージに入れるのですが、「気配は感じるのに、そばに行けない」という状況が嫌だったのだと思います。

「おとなしい子」と説明されて迎えましたが、実際は場面によってまったく違う顔を見せるということですね。この経験は、あとで別の記事にも書いています。


1か月を振り返って

こうして書き出してみると、とても懐かしい気持ちになりました。

大変だったのは夜泣き問題だけで、それも短い期間のこと。今振り返っても、本当に手のかからないお利口な子だったなと思います。

お友達のフレンチブルドッグの話を聞くと、下に落ちているものをすぐ飲み込んでしまう子(靴下を2回飲み込んで救急病院に行ったそうです)、他の犬に吠えまくる子、ごはんに興味がなくて全然食べてくれない子など、悩みは本当にさまざまです。

同じ犬種でも、性格も困りごとも一頭ずつまったく違う。それを実感します。

成長した現在のフレンチブルドッグ
あの頃の子犬も、今ではすっかり大人になりました

最後に:あの頃、私は何でもネットで調べていた

この記事を書くために当時を思い出していて、あらためて感じたことがあります。

最初の1か月は、本当に手探りでした。夜泣きにしても、部屋での過ごさせ方にしても、「これでいいのかな?」「こうしたらダメなのかな?」とすぐに何でもネットで調べていたのを思い出しました。

ブログやYouTubeには「これが正解!」「こうしましょう!」「トレーナーが教えます!」という情報があふれています。もちろん参考になることも多いのですが、それにとらわれすぎるのも良くないなと、今になって思います。

実際、我が家の夜泣きを解決したのは「一緒に寝る」という、多くの記事が推奨していない方法でした。リスクもあるので手放しにおすすめはできませんが、うちの子にはそれが合っていた。

だからこの記事も、「これが正解です」と言いたいわけではありません。一つの実例として読んでいただいて、あなたとあなたの子にとっての正解を見つける材料になれば——そんな気持ちで書きました。

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